妊婦さんの飛行機搭乗は安定期に入ってからなど、妊婦さんの飛行機による移動は何かと気をつかうものです。
さらにシートベルトも毛布の上からなど出産が近づいてくればまた心配が増えますよね。
チャイナ エアラインは、今まで妊娠32週以上で搭乗する場合、医師の承諾のある診断書の提出が必須でしたが、これを28週以上からにする規定改定をしました。
たとえば国際線では妊娠36週以降、つまり出産予定日から28日以内に入っている場合や、予定日がはっきりしなかったり、早産の経験がある場合、双子以上の妊娠の場合などに診断書の提出が必要とされています。
さらに出産予定日が14日以内になると、産科医の同伴を求めているのです。(日本の航空会社 HPより)
チャイナ エアラインの改定は、ずいぶん早くから診断書を求めるようになった気がしますが、秋口の報道を思い出すと、何となくわかりますよね。
台北から米ロサンゼルスに向かっていたチャイナエアラインで、乗客の台湾人女性が機内で出産しましたが、この女性が妊娠週を偽って搭乗したのではと問題になったのです。
女性は36週目だったといわれ、診断書の申告もなく、さらに航空機が米国領空に入ったか聞いていた、という証言もあったりして、生まれた子供に米国籍を取得させる目的があったのでは、と波紋が広がりました。
そんな中での規定改定。これからは、チャイナエアラインに乗るときは、28週以上の妊婦さんは7日以内の診断書などが必要なのです。
妊娠中の申告をせずに搭乗し、万一途中降機や遅延にいたる事態になると、「法律に従ってしかるべき対処」がとられることになるそうですよ。妊婦さんは注意してくださいね。
記事参考 OVO
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