女性でも加齢臭はおこりますが、意外と他人はニオイに敏感なんです。 誰からも好かれモテるためには、外見磨きも重要ですが自分のニオイもしっかりケアしなければなりません。
え!? もしかして私って… 臭ってる? トイレや脱衣所で… ベッドの中で… ショートパンツやスカートのとき…。あなたは自分の加齢臭に気づいていますか?
加齢臭と聞くと「おじさん」のイメージを持つかもしれませんが、実は女性も30代後半頃から女性ホルモンが減っていくのと同時に、加齢臭がするようになってしまうのです。
実はあなたも臭っているかもしれません。自分が気づかぬ間に、周りに臭っていたら嫌ですよね。早めに原因と対策方法を知って加齢臭を解消しなければなりません。
そもそも加齢臭の原因は何なんでしょう。加齢臭には原因となる「ノネナール」という物質があります。
毛穴の根元の部分にある皮脂腺の中の脂質が活性酸素により酸化され、「過酸化脂質」が作られます。その「過酸化脂質」と脂肪酸の「パルミトオレイン酸」が反応することにより、「ノネナール」が発生します。
女性ホルモンが減るのと同時に加齢臭がするようになるのは、女性ホルモンには皮脂分泌を抑制する働きがあるため、女性ホルモンが減ると加齢臭が発生するのです。
加齢臭は皮脂腺のある胸や背中など全身から出るニオイですから、通常の制汗デオドラント剤は使用できません。では、どのようなニオイ対策をすれば加齢臭を抑えたり改善することができるのでしょう。
おすすめの改善方法は、ノネナールの原料となる動物性の脂肪を取り過ぎないことです。油っぽいものはなるべく避け和食を中心とした食事を心がけることが有効的なのです。
「過酸化脂質」を抑えるためにも、抗酸化作用のある栄養素のビタミンC、ポリフェノール等が多く含まれる食品を摂取するよう心がけましょう。
たとえばビタミンCやポリフェノールを多く含むパセリ、ブロッコリーといった緑色野菜、ミカンなどの果物、メカブなどの海藻類、ビタミンEを多く含む胚芽米などがあげられます。
また、ウォーキングなどの有酸素運動をすることで、体内の活性酸素が中和されるため、「ノネナール」が発生しにくくなるのです。加齢臭の原料となる中性脂肪の減少や脂肪肝の予防になるそうですよ。
加齢臭が気になるからといって、高い洗浄力があるもので肌をごしごし擦っては肌に負担がかかってしまいます。皮脂腺のある脇や胸、背中などを念入りに泡を転がすように洗いましょうね。
記事参考 suits-woman
汗を分泌する腺には、アポクリン汗腺とエクリン汗腺という2種類の分泌腺があります。エクリン汗腺はほぼ全身にあり、そこから出る汗の成分は99%が水分、1%が塩分です。
アポクリン汗腺は脇の下、耳、デリケートゾーンなどの体の決まったところにしかありません。
ところが、アポクリン汗腺からはたんぱく質、糖質、アンモニア、鉄分、脂質などニオイの元となる物質の含まれる乳白色の分泌物が発せらます。
体は乾燥からお肌を守るために、肌が乾燥し始めると「汗」や「皮脂」を分泌します。
この汗や皮脂が脇の下やデリケートゾーンに存在する臭いの原因菌によって分解された時に、わきが臭のあの独特なニオイが発生するのです。
あらゆる部位に使えるオールインワンデオドラント
夏が過ぎても体臭対策は必要 臭いを改善してカレに甘えたい♪