「お尻が大きい女性ほど安産体型というのはよく聞く話ですが、お尻の大きさというよりも骨盤が大きく丸い人は安産になりやすいそうです。
でも、出産で広がったままの骨盤を矯正しなければ、太り体質になってしまい出産前の体に戻れないことがあるようです。
日本人の骨盤は前後の厚みがあまりないことも多いのですが、前後に厚みがあり丸い形をした骨盤だと、赤ちゃんが産道におりやすく、お産がスムーズに進む傾向にあるのです。
一方、皮下脂肪でお尻が大きいのは安産体型とは言えないそうですよ。脂肪で産道が狭くなり、逆に難産になりやすいのだとか。
とはいえ、安産になるかどうかは、体型以外にも様々な要因が影響するので、安産体型ではないからといって、心配する必要はないそうです。
では、安産のために出産前から心がけておいたほうがよいことはあるのでしょうか?
骨盤の小さい人はもちろん、大きい人も骨盤のゆるみや歪みがあると、赤ちゃんが産道を通りにくくなるため、難産になりやすいといわれます。
妊娠前から適度な運動をする習慣をつけ、産後は骨盤矯正ベルトなどで骨盤を正しい位置に戻しておくようにすることが大切なのです。
骨盤のゆるみや歪みがあると、妊娠後は赤ちゃんの重さでさらに腰に負担がかかり、妊娠初期から腰痛に悩まされることもあるようですから十分ケアしてあげてくださいね。
また、運動をして、腰やお尻回りの筋肉を鍛えておくことも、安産につながるそうですよ。
だからといって、妊娠してから急に運動を始めるのはオススメできません。妊娠前から自分が無理なく楽しめる運動を、定期的に行う習慣をつけておくのがいいでしょう。
妊娠前から続けている運動なら、過激な運動は別として妊娠後にそれを続けても体が覚えているので問題ありません。
また、ダイエット効果や、妊娠したときのためにも骨盤を整えておきたいものですね。