顔の老け込みでいちばん気になるのが「ほうれい線」。このほうれい線を目立たなくするには、口の内側から舌を使って、ほうれい線にアイロンをあてるように伸ばしていく…というエクササイズが有名です。
でも、ついつい忘れてしまったり、日々の慌ただしさにエクササイズすることを止めてしまうもの。そんなときにオススメなのが、歯磨きしながら行う、ほうれい線エクササイズ。
歯磨きなら、誰だって一日2〜3回は行うため、「あ、忘れてた」ということが起こりにくいのです。ぜひ、歯磨きを行いながら、ほうれい線を改善するエクササイズをやってみましょうね。
歯磨きしながら行う、ほうれい線エクササイズのやり方は、まず歯ブラシの背を使って、ほうれい線をマッサージします。そして、歯磨きを口にくわえて口をすぼめます。(ストローをくわえるような感じで)
その状態のまま、歯磨きの背の部分をほうれい線の内側にあて、上から下へ、アイロンをかけるように伸ばしていきます。両側を同様に、3回ずつ行ったら終了です。
そして歯磨き後に口をゆすぐとき、口に水をためた状態で、両頬、前歯と唇の間に、圧力をかけるように意識しながら水をふくんでゆすぎます。
その状態で口をゆすぐと、ほうれい線が伸びたり縮んだりするのが確認できるはずですから、ほうれい線を伸ばしながら、口周りの筋肉を鍛えることができるのです。
口をゆすいだら、次は片頬ずつふくらませて口をゆすいでいきます。片頬ずつ、水と空気で圧力をかけ、パンパンにふくらませます。
そのままゆっくり、水を押し出すように圧力を加えたりに圧力を弱めたりして頬まわりの筋肉を内側から伸ばしていくのです。
そうすることで、ほうれい線が伸びるのも感じられるハズですから、10回程度行ったら、反対側も同じようにやりましょう。
気をつけたいのは、いつものようにクチュクチュとすすごうとすると、うっかり水が気道に入ってしまうことがあること。頬に圧力をかけるときは、ゆっくりゆっくりやりましょう。
歯ぐきは、皮膚と同じようにツボのようなものがあるそうで、それを刺激することで体調不良を改善したり、血行促進したりする効果が見込めるのだとか。
ブラシ部分がやわらかい電動歯ブラシで歯を磨いた後は、歯ぐきをマッサージしてツボを刺激するといいそうですよ。
歯ぐきにあるツボは、それぞれの歯に近い部分と、歯から遠い部分との2カ所。その部分を、電動歯ブラシを使って、歯の中の肉が傷つかないようにやさしくマッサージしていきます。
このときに、口を大きく開けることにより、口輪筋が鍛えられ、ほうれい線の改善にも効果があるそうです。
「エクササイズしなきゃ」と思っても、忘れてしまうことはよくありますよね。ほうれい線エクササイズは、日頃の習慣と一緒にやってしまうので忘れることなく続けられるのです。
やり方はかんたんですから、ぜひ歯磨きをしながら、ほうれい線を少しでも改善してみてくださいね。
記事参考 R25
ほうれい線が目立ってきたら“シワ”の危険信号! 薄くするケア方法